65歳以上の高齢者(お年寄り)の増加が急速に進んでいる. また,女性が一生の間に産む子どもの合計特殊出生率(平均数)が2004年で 1.29人となり,子供の数が減る少子化も進んでいる.
↓日本の総人口の推移. 大阪圏の落ち込みが大きい.
このように少子高齢化が進むと,色々なところに影響が出ている. 年金もそうだが,鉄道交通にも影響が出てくる. 特に生産年齢人口の減少は,鉄道経営の収益に大きく影響する.
↓日本の生産年齢人口の推移. 15歳から65歳の働くことができる人口で,減る一方だ.
↓首都圏のおもな鉄道交通を担っているのがJR東日本だ. 乗降人数の多い駅数で比較したのが次のグラフ. ほぼ半分の主要駅が,JR東日本であることがわかる.
その,JR東日本の収入状況はどうなっているのだろうか. JR東日本の,鉄道輸送量の構成を示したのが左の円グラフで, [乗車(人)×距離(km)] で算出している. 8割が,関東圏(東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県,茨城県,群馬県,栃木県)で,6割り近くが定期券利用となっている. また,左の円グラフが収益で,7割近くを関東圏で稼いでいる.
今までの,JR東日本(国鉄)の輸送戦略は,東京都(大田区),神奈川県(川崎市,横浜市),埼玉県に広がる京浜工業地帯を南北につなぐ京浜東北線や東海道線. 東西をつなぐ総武線や中央線を重点的に整備してきた. JR東日本は,今後の展開として重点駅を指定している. 重点駅は,千葉駅,横浜駅,大宮駅で,千葉駅も全面的な改築をおこなう予定になっている. その重点駅を環状でつなぐのが,京葉線や武蔵野線,南武線などで,今後これらの路線を強化していく.
↓つぎの図は,JR東日本が出している公式資料だが,船橋駅の開発も視野に入っているようだ. 点線ではなく実線になっているが,実線は2009年度計画に新規に追加されたもので,2020年までに実行される計画となっている. 開発規模などについては不明だ.
↓日本の総人口の推移. 大阪圏の落ち込みが大きい.
このように少子高齢化が進むと,色々なところに影響が出ている. 年金もそうだが,鉄道交通にも影響が出てくる. 特に生産年齢人口の減少は,鉄道経営の収益に大きく影響する.
↓日本の生産年齢人口の推移. 15歳から65歳の働くことができる人口で,減る一方だ.
↓首都圏のおもな鉄道交通を担っているのがJR東日本だ. 乗降人数の多い駅数で比較したのが次のグラフ. ほぼ半分の主要駅が,JR東日本であることがわかる.
その,JR東日本の収入状況はどうなっているのだろうか. JR東日本の,鉄道輸送量の構成を示したのが左の円グラフで, [乗車(人)×距離(km)] で算出している. 8割が,関東圏(東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県,茨城県,群馬県,栃木県)で,6割り近くが定期券利用となっている. また,左の円グラフが収益で,7割近くを関東圏で稼いでいる.
今までの,JR東日本(国鉄)の輸送戦略は,東京都(大田区),神奈川県(川崎市,横浜市),埼玉県に広がる京浜工業地帯を南北につなぐ京浜東北線や東海道線. 東西をつなぐ総武線や中央線を重点的に整備してきた. JR東日本は,今後の展開として重点駅を指定している. 重点駅は,千葉駅,横浜駅,大宮駅で,千葉駅も全面的な改築をおこなう予定になっている. その重点駅を環状でつなぐのが,京葉線や武蔵野線,南武線などで,今後これらの路線を強化していく.
↓つぎの図は,JR東日本が出している公式資料だが,船橋駅の開発も視野に入っているようだ. 点線ではなく実線になっているが,実線は2009年度計画に新規に追加されたもので,2020年までに実行される計画となっている. 開発規模などについては不明だ.