旭硝子船橋工場跡地を含む山手地区(山手工業地域)の再開発計画が発表された.
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山手地区再開発計画とは,ブラウン管(CRT)用ガラスを製造していた旭硝子船橋工場(13万m2),三菱電機の洗濯機や冷凍機を製造していた日本建鐵船橋製作所,食器のパイレックスなどを製造しているAGC旭テクノグラス中山事業場(7万2000m2)などの用地開発をいう.
旭テクノグラス中山事業場.
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特に,2004年3月に閉鎖された旭硝子船橋工場跡地は,工場撤去後に発覚したヒ素汚染などの土壌浄化工事後でも,土地は更地のままとなっていた. 旭硝子船橋工場跡地の広大な土地13万m2の内,売却可能な11万1000m2を路線価15万円で算出すると,166億5000万円となる.
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ここに土壌浄化工事費用60億を加算すると,最低でも230億円で売却しなければならない. AGC旭硝子としてもフラットテレビ用ガラスの最新鋭の製造工場に,多額な投資をしなければならず,少しでも高く売りたいところだ.
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ショッピングセンター化や都内有名私立大学誘致などのうわさ(噂)もささやかれていたが,AGC旭硝子からは,「製造系,物流系,商業系,福祉医療系,情報系,文教系,住居系,あるいはそれらの複合型などの,あらゆる活用方法について模索している」との報告のみだった.
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船橋市も,大学誘致などの話しはまったくないと言い切っているものの,大学誘致が決定すれば妨げるものではないとしている. 仮に大学誘致が決定されたしても,ここは工業地域のため,用途規制上大学などの校舎建設はできない. つまり,都市計画を変更しなければならない.
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日本建鐵船橋製作所においては,すでに使わなくなった工場跡地を切り売りしており,シャネル(株)トレーニングセンター/流通センター,イオンマックスバリュー,巨大マンションとなっている. このまま総合的な開発計画なしに進めば,せっかくの大規模土地開発にもかかわらず,魅力ある街なみにはならない.
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高価格で手軽に売却しやすい巨大マンションは,船橋市も地域住民もさけたい. すでに,この地区の小中学校は満杯状態であり,新規に学校建設となれば,いまどきの学校1校で,土地取得費用抜いて 40億もかかる.
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そこで船橋市は,山手地区の新船橋駅前広場や公共施設などの都市計画や,道路環境整備計画を UR(独立行政法人都市再生機構)に委託していた. その山手地区まちづくり計画が,今回まとまったのだ.
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