東京国際空港(羽田空港)は,国内航空旅客の約60% が利用する巨大空港だ. しかしながら,益々増え続ける航空需要に対して,すでに限界に達している. その需要に対応するために,新たに4本目のD滑走路を多摩川の河口付近に整備している.
↓D滑走路建設現場の先に見えるのは,東京湾アクアラインの風の塔.
D滑走路が完成すると,現在の年間発着能力 29.6万回から 40.7万回に増強される. このD滑走路の整備によって,国内航空需要に対する発着枠を確保できるばかりか,国際線定期便の受け入れも可能となる. 現在の国際線定期便は,成田空港の分担となっている.
D滑走路は,最新の旅客機 A380 にも対応できるように設計されており,滑走路長 2500m,滑走路幅 60m となっている. 海面からの高さは,約13m-17m となっていて,ゆるい坂道になっている. 厳しい条件をクリアするためだ.
D滑走路の一部は,多摩川の河口と重なるため,桟橋構造と埋立構造のハイブリッド構造となっている. 桟橋構造にしたのは,多摩川の水の流れを妨げないようにするためだ. 桟橋部に使用した鋼材の重量は35万tで,東京タワー約83塔分にもなる.
↓多摩川の河口.
↓延長620m,幅員63mの2本の誘導路. 現在の空港とD滑走路とをつなぐ巨大な橋. D滑走路側の 270m は小型船舶の航路にもなる.
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(2008年04月19日)羽田空港vs成田空港@千葉市美浜区・幕張ベイタウンSH2地区編(1)
↓地図はこちら.
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↓D滑走路建設現場の先に見えるのは,東京湾アクアラインの風の塔.
D滑走路が完成すると,現在の年間発着能力 29.6万回から 40.7万回に増強される. このD滑走路の整備によって,国内航空需要に対する発着枠を確保できるばかりか,国際線定期便の受け入れも可能となる. 現在の国際線定期便は,成田空港の分担となっている.
D滑走路は,最新の旅客機 A380 にも対応できるように設計されており,滑走路長 2500m,滑走路幅 60m となっている. 海面からの高さは,約13m-17m となっていて,ゆるい坂道になっている. 厳しい条件をクリアするためだ.
D滑走路の一部は,多摩川の河口と重なるため,桟橋構造と埋立構造のハイブリッド構造となっている. 桟橋構造にしたのは,多摩川の水の流れを妨げないようにするためだ. 桟橋部に使用した鋼材の重量は35万tで,東京タワー約83塔分にもなる.
↓多摩川の河口.
↓延長620m,幅員63mの2本の誘導路. 現在の空港とD滑走路とをつなぐ巨大な橋. D滑走路側の 270m は小型船舶の航路にもなる.
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