サブプライムローン問題をはじめととした,米国の金融危機が世界中を駆けめぐり,特に日本はいまだに深刻な状況を抜け出せていない. 今後,年末から年度末にかけて経営破たん(倒産)の嵐が吹き荒れそうだ.
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船橋市浜町2丁目のららぽーとTOKYO-BAY(南船橋)北館 1F の,ハンバーグチェーンのウェンディーズが,2009年12月31日にて閉店になりそうだ.
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日本ウェンディーズは,米国のファストフードチェーン3位のウェンディーズアービーズグループ(Wendy's)のフランチャイズとして,当初ダイエーグループのひとつとして展開していた.
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しかし,ダイエー本体の業績不振のため,同じダイエーグループだったビッグボーイとともに,2002年12月にすき家を展開しているゼンショーに身売りされていた.
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その後,同じハンバーグチェーンのマクドナルドの低価格戦略に巻き込まれ,99円ウェンディーズを展開していたものの,マクドナルドの独り勝ちの状態となっていた. ららぽーとTOKYO-BAYにおいても,かつてはバーガーキングやロッテリアもあったが撤退,現在はマクドナルド2店とクアアイナ,ウィンディーズのみとなっていた(ハンバーグとは異なるがサブウェイがオープン予定).
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そのような状況の中,赤字にはなっていなかったものの,全国100店もあった店舗は71店まで減少していた. しかしながら,米国ウィンディーズは,フランチャイズライセンス継続条件として,さらなる店舗展開を要求していた. 契約をしていたゼンショーは,現時点においてはこれ以上の店舗展開は難しいと判断し,2009年12月31日で切れる契約更新はしないことを決めた. 米国ウェンディーズは,日本で新たなパートナーを探すとしているが,ゼンショーでさえ苦戦した事業の展開は,大変難しいと考えられる.
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