船橋市宮本5丁目船橋大神宮で,酉の市(とりのいち)が行なわれる. 酉の市お酉様ともよばれ,関東圏では東京浅草長國寺(ちょうこくじ)と浅草鷲神社(あさくさおおとりじんじゃ)でおこなわれる酉の市が有名だ.
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酉の市では,熊手におかめや招福の縁起物を飾った縁起熊手を売る屋台(露店)が並ぶ. 鷲(ワシ)が獲物をわし(鷲)づかみする爪が熊手に似ていることなどから,「福徳をかき集めわしづかむ」という意味が込められている.
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酉の市は,壱の酉弐の酉の2回おこなわれ,一般的には,11月におこなわれる. 東京浅草の場合,壱の酉が2009年11月12日(木),弐の酉が2009年11月24日(火)におこなわれた.
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だが,船橋市宮本5丁目の船橋大神宮では,酉の市お酉様と呼び,壱の酉が2009年12月6日(日),弐の酉が2009年12月18日(金)におこなわれる.
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江戸時代からおこなわれている酉の市だが,縁起物熊手を買う前に慣習を知っておくとよい. 主に,縁起をかつぐ個人商店が縁起熊手を購入することが多いが,客も商売のプロだ. 当然,提示された価格を値切る. 縁起物であろうが容赦はない.
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だが,そこは縁起物,縁起熊手を値切ったうえで,最初に提示された値段よりも少し高めのキリのよい額を渡しておつりを受け取らない. これがご祝儀となるのだ.
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